妊娠中に必要な栄養素と知識

妊娠中は、お母さんのためだけではなく、赤ちゃんのためにもバランスの良い食生活から必要な栄養素を摂取したいものです。とはいえ、現代では妊娠中でも仕事を頑張る妊婦のプレママさんたちも増えていますから、上手にサプリなどを利用しつつ、必要な栄養素を補ってあげるとよいでしょう。

ここでは、妊娠中に必要といわれている栄養素について、ご紹介していきます。

<これだけは必要!妊娠中の栄養素>

〇葉酸
妊娠中に特に必須とされている栄養素の一つが、葉酸です。赤ちゃんの先天異常、例えば神経管閉鎖症などを発症するリスクが低くなるといわれているため、葉酸は妊婦さんが意識して摂取したい栄養素です。葉酸は普通、緑黄色野菜に多く含まれ、生物の細胞生産に必要とされており、赤ちゃんのお腹の中での発育、特に脳など大切な器官を作るのに欠かせないとされています。赤ちゃんの脳は妊娠のごくごく初期で作られるため、妊娠が発覚してからでは遅いとも言われています。妊娠を希望されている方、妊娠する可能性のある方は、日ごろから葉酸摂取を心がけましょう!妊娠時に必要な葉酸摂取量は、妊娠していないときの2倍の、400㎎が必要とされているので、不足していないか気を付けてくださいね。

○亜鉛
亜鉛不足はツワリをひどくしてしまったり、お腹の赤ちゃんの成長にも影響するとされています。亜鉛は、体の中で細胞分裂を活性化し、お肌や骨などの育成に関わったり、免疫力にも大きく関係しているとされています。妊娠中は、妊娠していないときより1.3倍の亜鉛が必要とされているため、自分の食事で亜鉛は足りているのか、足りていない場合はサプリメントなどの併用も視野に入れて医師に相談してみてください。

○鉄分
「お腹の中の赤ちゃんに鉄分をとられてしまい、貧血気味になる妊婦さんが多い」などと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。妊娠中は、実際赤ちゃんのほうに鉄分が流れてしまうため、妊娠していないときより多くの鉄分が必要となります。鉄欠乏性貧血になってしまうと、動悸や息切れ、めまい、体のだるさなど辛い症状が現れるほか、お腹の赤ちゃんも酸素不足になり発達が心配になることも!妊娠時は20㎎と、妊娠していないときよりも2倍弱の鉄分が必要となることを頭に入れておきましょう。食事から補いきれないときは、鉄分が含まれている飲み物などを併用するのもお勧めです。

○カルシウム
お腹の赤ちゃんの骨を作るために大切なカルシウムは、赤ちゃんに足りないと母体の骨からカルシウムを補ってしまうため、妊娠中は普段の1.5倍のカルシウムが必要とされているので、おやつなどもカルシウム入りウエファーにするなど、工夫してみてください。

その他にも、積極的に摂取したい栄養素としてビタミンB6やB12、DHA、マグネシウムなども意識して摂取するようにしたいですね。

妊婦生活を楽しもう→絶対しちゃダメなことをまずチェック!

出産方法と出産にかかるお金

理想的な出産をするうえで知っておきたいのが、出産の方法にはいくつかの種類があるということ。出産費用と合わせて、ここでは出産の種類についてご紹介しています。バースプランを立てるときの参考にしてみてくださいね。

<出産の種類って何?>
出産の種類というと、普通に産道を通って、下から赤ちゃんが出てくる「経膣分娩」か、「帝王切開(予定帝王切開/緊急帝王切開)かくらいしか頭に浮かばないお母さんもいらっしゃるかもしれませんね。ところが、出産にはいろいろなスタイルがあるんです。

・普通分娩: 40万+部屋代(大部屋は無料)
一般的でポピュラーな分娩方法。分娩台の上で、寝た姿勢で赤ちゃんを産むスタイルです。

・座位分娩: 40万+部屋代(大部屋は無料)
その名の通り、座って分娩する方法です。赤ちゃんも自然に下りやすく、お母さんもいきみやすいといわれる反面、座位分娩のできる産院のみとなるので、事前にリサーチすることが必要です。

・フリースタイル分娩: 40万+部屋代(大部屋は無料)
自分がラクな姿勢で出産する方法です。助産院ではメジャーな反面、病院、医院でフリースタイルができるところは少ないというデメリットも。

・水中分娩 45万~50万+部屋代(大部屋は無料)
子供用のビニールプールのような場所で、ぬるい30度くらいの温水の中で出産する方法で、陣痛が和らぐなどのメリットがありますが、水中分娩できる産院も多くはないです。

・LDR分娩:出産費用約40万+部屋代4万円前後/日
L=Labor(陣痛)、D=Delivery(分娩)、R=Recovery(回復室)のことで、実は出産する際は陣痛が来るまでは陣痛室、それから分娩室に移動して出産し、回復室で回復を待つといった移動があるのですが、これがすべて1つの部屋でできる方法です。欧米などではメジャーですが、日本では行っている産院や病院を探す必要があります。

・出産時の呼吸法の種類
出産時には呼吸法にも種類があります。ラマーズ法やソフロロジーなどから、自分の好きな呼吸法を実施している医院を選びましょう。

・自宅出産
自宅で助産師にサポートしてもらい、家族に囲まれて出産する方法ですが、リスクのある妊婦さんはできません。

・無痛分娩/和痛分娩
麻酔をして陣痛をマイルドにしながら出産する方法です。欧米では主流ですが、日本ではまだ費用も掛かる出産方法の一つです。

・誘発分娩
陣痛促進剤などで、出産日超過の胎盤機能低下など、母体と赤ちゃんにリスクがある場合に採用される出産方法です。

自分の気になる分娩法を実際研究してから、バースプランを立てててくださいね!

妊娠中にしておく6つのこと 

赤ちゃんがお腹にやってきてくれたら…、できるだけおなかの赤ちゃんに良いことをしておきたいものですよね! ここでは、赤ちゃんがお腹にいる妊娠中にやっておくべきことをご紹介しています。

 

これから赤ちゃんを欲しいと考えている方もぜひ、目を通してみて下さいね。

 

○お母さんの体を出産に備えた体に準備する

実は出産というのは、結構体力を使うものなのです。しかも、妊娠中はついつい体を動かす量が減ってしまったりして、ちょっと食べたつもりだったのにカロリーがオーバーになっていたりと、体重も増えてしまいがち。そこで、妊娠中もお医者様に何も言われていなければ、体は動かしたほうが〇。マタニティスイミングやマタニティヨガのほか、散歩などもリラックスできるのでよいでしょう。散歩に行く際には、ぜひ「休憩できるスポット」も探しておき、さらに持ち物にも「万が一」のために母子家庭やお金、携帯、ミネラルウォーターくらいは持ち歩くようにしたいものです。無理せずに楽しみましょう。

 

○食事やサプリで赤ちゃんのために良い栄養を摂取する

お腹に赤ちゃんがいる間は、赤ちゃんの発達に良いとされる栄養素をしっかり摂取しておきたいもの。また、お母さんの歯が虫歯になりやすかったり、骨からカルシウムが取られてしまったりするので、不足しがちといわれる栄養素を補うような献立を考えていきましょう。特に、鉄分、葉酸、たんぱく質、カルシウムには着目してみてくださいね。

 

○お父さんに家事や育児を伝授!

お父さんにも、お医者さんに行くときに一緒に来てもらい、先生の話を一緒に聞いたり、赤ちゃんがお腹にいる様子を見たり、心拍を聞いたりしてもらいましょう!その上で、家事の仕方、ゴミの出し方、赤ちゃんのおむつの替え方やお風呂の入れ方、さらには入院した時のことなどについて話し合ったり、説明しておくと安心でしょう。

 

○産後体が動かしにくい時の準備

赤ちゃんが産まれると、新生児を連れて外を出歩くのはできれば避けたいと思ってしまうものです。そのためにも、臨月直前に、冷凍庫にはスープなどを手作りしてストックして置き、不要な外出は避けられるよう工夫してみましょう。ストックできるものは、1か月分以上余分にストックして置けば安心です!

 

○赤ちゃんについて学ぶ

月齢ごとの赤ちゃんの様子を学び、想定しておくと楽しい気持ちになりますよね。このくらいの月齢になったら、家族でどこどこにお散歩に行こうなど、お父さんと話をするのも楽しいでしょう。

 

○赤ちゃん用品をそろえておく

臨月でなくても、徐々に赤ちゃん用品をそろえておくのがお勧めです。赤ちゃんがいても快適な部屋づくりを心掛けてください。A型ベビーカー、衣類、おむつ、ミルクや哺乳瓶の用意、洗浄綿、ガーゼハンカチなど、必要最低限のものは揃えておきたいものです。また、実際に新生児が来ると、部屋のホコリや布団のダニなどが気になりだすもの。空気清浄機などもそろえておくと、気持ち的にも安心できそうですね。